V.ウィリアムズ、不法死亡で訴えられる 自動車事故の遺族が訴訟へ
女子テニスの世界ランキング11位、ビーナス・ウィリアムズ(米国)が米フロリダ州で運転中に乗用車と衝突し、相手の車に同乗していた78歳の男性が死亡した自動車事故で、遺族から不法死亡(不注意や過失から生じた死亡事故に対して遺族などが責任を求める訴訟)で訴えられたことが明らかになった。地元紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。
78歳男性死亡の自動車事故に新展開…不法死亡訴訟、賠償金の可能性も
女子テニスの世界ランキング11位、ビーナス・ウィリアムズ(米国)が米フロリダ州で運転中に乗用車と衝突し、相手の車に同乗していた78歳の男性が死亡した自動車事故で、遺族から不法死亡(不注意や過失から生じた死亡事故に対して遺族などが責任を求める訴訟)で訴えられたことが明らかになった。地元紙「ニューヨーク・タイムズ」が報じている。
グランドスラム優勝7度を誇るビーナスは6月9日午後1時、フロリダ州パームビーチガーデンの自宅近くの交差点で乗用車と衝突。夫人が運転する車に同乗していたジェローム・バーソンさんは病院に運ばれたが、手術の甲斐なく22日に死亡した。
地元のパームビーチガーデン署が捜査内容を公表しているが、ビーナス側の過失を認める一方、バーソンさん側、ビーナス本人ともに飲酒、違法薬物、携帯電話のよそ見などの違反はなかったと報告している。
ビーナスのマルコム・カニンガム代理人は「ウィリアムズさんは青信号で交差点に進入した。警察の報告書によれば、バーソンさんが彼女の車に衝突したとき、ウィリアムズさんは時速5マイル(8キロ)で運転していた。警察当局はウィリアムズさんに交通違反や出廷命令などを出していない。これは不運なアクシデントで、ビーナスは愛する者を失った家族に、深くお悔やみ申し上げます」と主張していた。