敵地オリオールズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は5日（日本時間6日）、敵地オリオールズ戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。投手としては3回2/3を投げ、3安打5奪三振無失点だった。大谷が降板時に取った敵選手への仕草にLA実況席が爆笑していた。

　4回無死三塁のピンチでギアを上げた。160キロ超えのフォーシームを連発し2者連続三振。ここで投球数が70球に達し交代となった。ベンチに戻る最中、三塁走者だったオリオールズのマウントキャッスルに軽く挨拶。笑みを浮かべながら茶々を入れている様子だった。

　このシーンに米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の放送席も反応。実況のスティーブン・ネルソン氏が「オオタニが三塁にいるマウントキャッスルに会釈しましたね」と大谷の行動を説明すると、首をひねるようなポーズに「ハハハハハ！」と大爆笑。思わぬシーンが話題をさらっていた。

　大谷は打者としては3打数無安打。チームは1-2でサヨナラ負けした。