全米オープン

　テニスの4大大会・全米オープンは4日（日本時間5日）、女子シングルス準決勝が行われ、世界ランキング24位の大坂なおみ（フリー）は同9位のアマンダ・アニシモバ（米国）に1-2（7-6（7-4）、6-7（3-7）、3-6）で敗れた。試合後に撮られた1枚の写真が海外ファンの感動を呼んでいる。

　試合時間は2時間56分。フルセットの激闘を戦い抜いた2人が互いの健闘を称えた。何か言葉を掛けると、ネットで向かい合ってハグ。右手を添えて笑顔だった。

　全米オープン公式Xは「素晴らしいテニスの夜だった」と記し、実際の写真で公開。死闘を演じた2人に称賛の声が寄せられた。

「彼女たちはこの試合で、持っていたすべてを出した。私たちが言えることは、2人ともに感謝することだけ」
「美しい戦いだった……アマンダ、信じられない！　ナオミにも、称賛を……彼女も素晴らしかった」
「ワクワクする試合だった」
「2人ともの素晴らしい試合。どちらも負けるには値しなかった」
「即座に一流だわ」
「本当に最高の試合だった！」

　4大大会での4強入りは2023年7月の女児出産後は初めて。2020年以来5年ぶり3度目の全米OP優勝とはならなかったが、完全復活を印象付けた。