敵地パイレーツ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は3日（日本時間4日）、敵地パイレーツ戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席で三塁へ内野安打を放った。大きく外れたボールに思わず手を出しており、投球チャート図が話題になっている。

　嘘みたいなコースでも出塁した。7回1死走者なしで迎えた第4打席。パイレーツ・シスクのサイドハンドからの3球目は内角高めに食い込んできた。思わず手が出て、バットの根元に直撃。大谷は「痛って！」と絶叫しながら全力疾走した。打球が三塁前へコロコロと転がり、ラッキーな内野安打となった。

　あわや死球のコースに手を出した大谷の内野安打。MLB公式が公開した投球チャート図ではストライクゾーンから大きく逸れ、左打者なら死球になってもおかしくないコースだった。

　ネット上のファンからは「凄いところのボールに手をだしたな」「大谷さん凄いコースに手だしたね　それでセーフにするっていう」「これ普通セーフになるもんなんか？？」などの声が寄せられた。

　試合中継した米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務めたオーレル・ハーシュハイザー氏は「あんな風に詰まらされた時の、ボックスから出てくるリアクション。手を刺されたような表情をしている。でもすぐに足を動かした。そしてセーフだ」と驚きを隠せないでいた。