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崩れ落ちた横浜エースに列島涙、涙、涙「胸いっぱいすぎ」 仕事の手も止まる甲子園の劇的決着

甲子園球場で行われている第107回全国高校野球選手権は19日、準々決勝の4試合を行い、第3試合では春夏連覇を目指した横浜(神奈川)が、県岐阜商(岐阜)に延長11回タイブレークの末7-8でサヨナラ負けを喫した。敗戦の瞬間、マウンドにいたエースの奥村頼人投手(3年)は膝にガックリ手をつき号泣。熱戦を見届けたファンからは「こっちも泣けてくるわ」「奥村君の涙に泣かされました」との声が上がっている。

サヨナラ勝利で歓喜する県岐阜商ナイン(左)とマウンド上で動けない横浜の奥村頼人【写真:スポーツ報知/アフロ】
サヨナラ勝利で歓喜する県岐阜商ナイン(左)とマウンド上で動けない横浜の奥村頼人【写真:スポーツ報知/アフロ】

横浜のエース、奥村頼人の姿に心揺さぶられるファン続出

 甲子園球場で行われている第107回全国高校野球選手権は19日、準々決勝の4試合を行い、第3試合では春夏連覇を目指した横浜(神奈川)が、県岐阜商(岐阜)に延長11回タイブレークの末7-8でサヨナラ負けを喫した。敗戦の瞬間、マウンドにいたエースの奥村頼人投手(3年)は膝にガックリ手をつき号泣。熱戦を見届けたファンからは「こっちも泣けてくるわ」「奥村君の涙に泣かされました」との声が上がっている。

 両軍は4-4の同点で延長戦に突入。タイブレークとなる延長10回にも3点ずつを奪い決着がつかなかった。そして11回の横浜は無得点。裏の県岐阜商の攻撃で、奥村頼は2死を奪ったものの、走者一、三塁から坂口路歩(3年)に左前へサヨナラ打を浴びた。

 本塁カバーに走った奥村頼は、走者の生還を見届けると膝に手をつきガックリ。何とか顔を上げると、アンダーシャツの両肘を何度も何度も顔に当て、涙をぬぐっている様子だった。この姿に感情を揺さぶられる視聴者が続出し、Xもコメントであふれた。

「春も夏も奥村くんの涙で泣いてる」
「その涙が必ず今後の野球人生で強くする!!」
「奥村くんの涙でこっちも泣けてくるわ」
「一球にかける想いと流した涙、胸がいっぱいすぎる」
「涙が止まらんくて仕事にならん」
「奥村くん涙とまらんやん おばちゃんも涙止まらんて」
「奥村くんの涙を見てもらい泣き 最後まで面白い試合を見せてくれてありがとう…」
「礼をしてから握手と抱き合う姿に、奥村くんの涙に泣かされました」

 この試合、「4番・左翼」で先発した奥村頼は5回途中からマウンドへ。6回1/3を投げ被安打7本、4失点(自責1)。両チームの整列や、ベンチ前でのキャッチボールの間も涙を抑えきれない様子で、グラウンドを後にした。

(THE ANSWER編集部)

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