第107回全国高校野球選手権

　甲子園球場で行われている第107回全国高校野球選手権は19日、準々決勝の4試合を行い、第3試合では27年ぶりの春夏連覇を目指した横浜（神奈川）が県岐阜商（岐阜）に延長11回タイブレークの末7-8で敗れた。名勝負に日本列島は感動に包まれ、ネット上では「今日はずっと泣いてる」「職場で泣いてる」との声で溢れた。

　両チームは4-4の同点で延長タイブレークに突入。10回にも3点ずつを奪い決着がつかなかった。7-7で迎えた11回の横浜は無得点。対する県岐阜商は4番の坂口路歩（3年）が左前に安打を放ってサヨナラ勝ちを決めた。

　今大会ナンバーワンとも言える名勝負となった両校の一戦は劇的な結末に。固唾をのんで試合の行方を見守っていたネット上のファンからは「激アツな試合だった」「青春、最高」「鳥肌立った」と大興奮の声の他、「今日はずっと泣いてる」「母も泣いてる」「職場で泣いてる」などと、涙腺崩壊するファンで溢れていた。