甲子園、大熱戦に敗れた投手の行動に「胸が熱くなる」 広がる感動「スポーツマンシップの極み」
第107回全国高校野球選手権は17日、甲子園球場で第12日が行われた。第1試合はタイブレークの延長11回で決着する大熱戦に。試合直後の敗戦投手の振る舞いに、ネットでは感動が広がった。

第107回全国高校野球選手権
第107回全国高校野球選手権は17日、甲子園球場で第12日が行われた。第1試合はタイブレークの延長11回で決着する大熱戦に。試合直後の敗戦投手の振る舞いに、ネットでは感動が広がった。
名門同士の大熱戦は沖縄尚学(沖縄)に軍配が上がった。延長11回の末に5-3で仙台育英(宮城)を下して準々決勝に進出。この試合は両投手が完投し、沖縄尚学の末吉良丞投手(2年)が169球、仙台育英の吉川陽大投手(3年)が151球と合計320球の壮絶な投げ合いだった。
試合直後の整列。最後の打者となって涙を流した吉川は深々と一礼し、末吉の姿を探した。歩み寄って声をかけ、握手をかわす姿は高校野球ファンの心に刻まれ、Xには感動の声が続出した。
「最高すぎるシーン」
「勝っても負けても、互いを讃え合う姿に胸が熱くなる」
「涙の中でも相手を称える姿、本当にかっこいい」
「末吉良丞投手の姿を探して健闘を称えに行くなんて、スポーツマンシップの極みです」
「涙の中で相手を称える姿、本当に高校球児の誇りだと思います」
「沖縄尚学を応援してたはずが最後の吉川くんにしっかり泣かされた日曜日の朝。感動」
仙台育英との激闘を制した沖縄尚学は、19日の準々決勝で東洋大姫路(兵庫)と戦う。
(THE ANSWER編集部)
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