東京ドームで追悼試合…松井さんが投げ、王さんが打席に

　プロ野球の巨人戦で、6月3日に亡くなった長嶋茂雄さんを追悼するために集まったメンバーにファンのどよめきが止まらない。「もう二度とないだろ」「眩しすぎますね」というほどの名選手が、ユニホームを着て東京ドームのグラウンドに集った。

　巨人は16日の阪神戦を「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」として開催した。試合前、始球式のマウンドに立ったのは、長嶋さんの手で四番打者に育て上げられた松井秀喜さん。捕手は阿部慎之助監督で、審判役は元監督の高橋由伸さんが務めた。さらに右打席には原辰徳さん、左打席には王貞治さんと、プロ野球を彩ってきた超ビッグネームが集った。

　松井さんはこの中、天にボールをかざすようなしぐさを見せて投球。あまりに“強すぎる”光景にファンは大興奮し、X上には驚きの言葉が次々に並んだ。

「始球式豪華すぎてちょっと泣いた」
「こんなに豪華な始球式もう二度とないだろ」
「豪華過ぎて、ワクワクした～っ」
「絢爛豪華過ぎて眩しすぎますね」
「始球式の豪華さエグすぎる」

　ミスタープロ野球と呼ばれた長嶋さんの影響力を感じさせるメンバーに「長嶋さんのためにじゃないとこんな豪華な始球式は見れないだろうな」という声もあった。