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イチロー氏が即実行に移した弓子夫人への“公約” 中継に抜かれた行動に日本人感動「何て尊い」

日本人として初の米野球殿堂入りしたイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が9日(日本時間10日)、現役時代に背負った背番号「51」の永久欠番セレモニーに臨んだ。この中で口にした“公約”を、直後に行われたレイズ戦で早速実行に移す姿に日本のファンから「何て尊い」と賛辞が贈られている。

永久欠番セレモニーに登場したイチロー氏【写真:ロイター】
永久欠番セレモニーに登場したイチロー氏【写真:ロイター】

永久欠番セレモニーで「待ちきれない」ホットドッグを手にスタンドへ

 日本人として初の米野球殿堂入りしたイチロー氏(現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が9日(日本時間10日)、現役時代に背負った背番号「51」の永久欠番セレモニーに臨んだ。この中で口にした“公約”を、直後に行われたレイズ戦で早速実行に移す姿に日本のファンから「何て尊い」と賛辞が贈られている。

 マリナーズの本拠地、Tモバイル・パークで行われたセレモニーに、紺色のスーツで登場したイチロー氏は英語スピーチの中で「そして私の妻、弓子へ。今日の試合でまた彼女と一緒にホットドッグを食べるのが待ちきれません」と口にして大歓声を浴びた。

 試合中継には、早速観客席でホットドッグを手にするイチロー夫妻が映し出された。これにはX上の日本人ファンも「イチローさんと弓子夫人が試合を観ながらホットドッグを食べている なんて尊いのでしょう」「ホントにイチローさんが奥さんとホットドッグ食べて楽しんでいる」「永久欠番よりホットドッグ優先説」と次々に反応した。

 イチロー氏は2001年にマリナーズ入り。いきなり242安打、打率.350の2冠で新人王、MVPに輝き、走攻守揃ったプレースタイルで米国のファンを魅了した。ヤンキース、マーリンズを経て2018年にマリナーズに復帰し、2019年の日本開幕戦をもって現役引退。2004年のシーズン262安打をはじめ、7度の最多安打、2度の首位打者は全てマリナーズ時代に獲得したものだ。

(THE ANSWER編集部)

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