8強入りに導いた八村の豪快ダンクに米ファンも拍手

　米大学バスケットボールのNCAAトーナメント（全米大学選手権）は28日（日本時間29日）の3回戦でウェスト地区第1シードのゴンザガ大がフロリダステイト大と対戦。昨年の3回戦で敗れていた相手を72-58で破り、8強に進んだ。チームトップの17得点を記録した八村塁が後半に決めたモンスターダンクを大会公式SNSが動画で公開し、脚光を浴びせていたが、現地ファンも興奮。「トップ5指名だ」「彼らは優勝するだろう」などと反響が拡大している。

　八村は後半残り8分42秒の場面。一瞬の動きで相手のマークを振り切るとゴール下に突進。フリーでパスを受けてそのまま両手で豪快なダンクを叩き込むと、自身は仁王立ちするような体勢で咆哮。マーカーのカベンゲレの背後からのファウルを誘発するスーパープレーに、大会公式SNSは「これはいかつい、ルイ・ハチムラ！」とフォーカスしていたが、現地のファンも続々と反響を寄せている。

「彼らは優勝するだろう」
「ゴンザガは（強すぎて）意地悪だ」
「トップ5位指名」
「ゴンザガは血の匂いを嗅ぎつけ、終盤に大勢を決した!!」

　“エリート8”進出を決めたゴンザガ大の大黒柱。大学バスケ界の頂点に立つまであと3勝。偉業が確実に視界に入るところまでやってきた。