本拠地カージナルス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は6日（日本時間7日）、本拠地カージナルス戦に「1番・投手兼DH」で先発出場。3回の第2打席で逆転39号を放った。現地のファンは直後の大谷の行動に注目。本塁打が生んだ光景と合わせて、「純粋なアートだ」「オーラがありすぎる」と称賛を送っている。

　0-1で迎えた3回1死二塁の第2打席。先発左腕リベラトーレを捉えた。左中間のスタンドに飛び込む39号は、打球速度109.5マイル（約176.2キロ）、飛距離440フィート（約134メートル）の特大弾。自らを援護する逆転の2ランを放ち、メジャー通算1000安打を達成した。

　本塁打を確信した大谷は一塁側へ駆け出しながら、バットをふわりと放り投げた。一塁側スタンドに陣取ったドジャースファンは、次々と拳をあげながらスタンディング。大谷が一塁側に到達する頃には総立ちとなり、ダイヤモンドを回る大谷に大歓声を浴びせていた。

　ドジャースの公式Xが「このショウヘイのバットフリップ」と記して動画を投稿すると、現地ファンからはコメントが殺到した。

「このフリップは純粋なアートだ」
「オーラがありすぎる」
「本当に見るのが楽しい!!」
「投球後に。美しい」
「ショウヘイはLAに来てすぐに個性を出してる」
「投手がホームランを打ってリードするなんてありえない」
「ロケットランチャーの39号。ショウヘイは最高だ」

　投げては4回2安打1失点、8奪三振の好投を見せた大谷。バットフリップでもファンを魅了していた。