レッズ―ブレーブス戦

　米大リーグは2日（日本時間3日）に自動車レース「NASCAR」の会場ブリストル・モータースピードウェー（テネシー州）でレッズ―ブレーブス戦を開催した。同会場での公式戦は初。天気は雨だったが大勢のファンが詰めかけた。

　いつもはマシンが速さを競うブリストル・スピードウェーの真ん中に野球場が出現した。「スピードウェー・クラシック」と銘打たれたレッズ―ブレーブス戦。雨で試合開始は遅れたが、先発メンバー紹介にピットクルーが参加するなど、大盛り上がりだった。

　米大手放送局「NBC」は、「MLBスピードウェー・クラシックは、ロブ・マンフレッドコミッショナーによって、MLBを日常的に野球が観戦されていない地域に誘致する取り組みの一環として約1年前に初めて発表された」と説明する。

　MLBは7月28日（日本時間29日）の時点で8万5000枚以上のチケットが販売されたと発表。これは、1954年9月12日にクリーブランド・スタジアムでニューヨーク・ヤンキースがホームゲームを行った際に記録された8万4587人の観客数を上回った。

　X上の日本人からも「客入りヤベェ…」「サーキット内に球場作ってるのすごすぎるんだけど」「この光景は感動」「半端ない」「これ何万人入ってるの？」などの声が寄せられていた。

　試合は1回裏、レッズの攻撃中に中断。その後、サスペンデッドが決まり、翌日に順延となった。