種目別の直接スポーツ観戦、野球が人気に…笹川スポーツ財団調査

　笹川スポーツ財団は26日、全国18歳以上の男女を対象した「スポーツライフに関する調査」を発表。昨年1年間で週1回以上の運動・スポーツを実施した人は前回（16年）から1.9ポイント増えて57.9％となった。1992年の23.7％から漸増を続けていたが、2012年の59.1％をピークに2016年までわずかに減少傾向に転じ、定常状態となっていた。

　スポーツボランティアの実施率は6.7％で横ばい。過去1年間にスタジアムや体育館等で直接スポーツを観戦した人は全体の31.8％（前回比1.1ポイント減）。直近10年間の直接スポーツ観戦率は30％台前半で推移している。

　種目別の直接スポーツ観戦状況は、1位「プロ野球」13.7％、2位「高校野球」5.8％、3位「Jリーグ（J1、J2、J3）」5.5％、4位「マラソン・駅伝」3.8％、5位「サッカー（高校、大学、JFLなど）」1.9％と続いた。