ヤクルト大西とリリーフカーに…その後はベンチ最前列で観戦

　プロ野球のオールスターゲームが24日、横浜スタジアムで行われた。ここに現れたヤクルトのマスコット“つば九郎”の姿に、ファンから感激のコメントが次々に寄せられている。

　つば九郎はセ・リーグのベンチの最前列に姿を見せた。ヤクルトから唯一の出場だった大西が5回に登板する際、リリーフカーにぬいぐるみを載せて登場。直後に坂本（阪神）がぬいぐるみをベンチに移し、最前列にちょこんと座らせた。

　この場面を、神宮球場の公式Xも「ちゃいちーつば九郎を握りしめて登場してくれた #大西広樹 投手、一番前に座らせてくれた #坂本誠志郎 選手、優しく見守ってくれた #矢野雅哉 選手、#近本光司 選手、遊んでくれた #大勢 投手、 #ライデル・マルティネス 投手、#山﨑伊織 投手、セリーグの選手の皆さま、2日間一緒に頑張った #つばみ ちゃん、つば九郎を真ん中に座らせてくれた12球団マスコットのみんなありがとうございました」と投稿。ファンからは次々に感激のメッセージが集まっている。

「まさかまさか　オールスターでこんな号泣するなんて」
「これはウルウルしました」
「つば九郎を前にするとみんな表情が優しくなる　えみふるになりますね」
「目から汗が止まらない感謝と感動でいっぱい」
「みんなに愛されて嬉しいね、つば九郎」
「先生　球団を超えて　皆んなに愛されてます」

　つば九郎は今年2月のキャンプ中に担当者が急逝。その後は妹のつばみが球場でのパフォーマンスを続けている。今回のオールスターでは、12球団のマスコットショーでもつば九郎のぬいぐるみがステージに置かれるなど、長年の活動に敬意が集まっている。