通算92勝目に集約されたフェデラーの強さ 「芝の支配者」が誇る驚異の数字とは
芝での成績は「勝率86.66%」「通算17勝」とも1位
さらに、スペイン地元紙「マルカ」電子版もフェデラーの優勝を速報。記事では、芝で無類の強さを誇っているデータも紹介された。
「歴史上で最も偉大な芝の支配者であるフェデラーは、このサーフェスで勝率86.66%を誇る」
マルカによれば、フェデラーの芝での勝率は86.66パーセントでテニス史上歴代1位。2位はジョン・マッケンロー氏 (85.81%)、3位はアンディ・マレー(85.71%)、4位はビヨン・ボルグ氏(84.72%)だという。
今大会の優勝で、グラスコートで通算17勝を記録したフェデラーだが、これも歴代最多。2位のピート・サンプラス(10回)、ジミー・コナーズ(9回)、アンディ・マレー(8回)、ジョン・マッケンロー(8回)を大きく突き放している。
パフォーマンスでも、データでも圧巻の強さを証明したフェデラー。満を持して、7月3日に開幕するウィンブルドンで自身8度目の優勝を目指す。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer