本拠地ツインズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は23日（日本時間24日）、本拠地ツインズ戦に「2番・DH」で出場。初回に37号ソロを放つなど4打数1安打だった。2-3の9回2死一塁で申告敬遠され、結果的に逆転サヨナラのホームを踏んだ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「正しい判断」と敵将の決断を支持していた。

　9回2死一塁で大谷が申告敬遠されると、総立ちの観客は約10秒間大ブーイング。球場が騒然となる中、続くルイーズが四球で出塁し満塁となった。チャンスで打席に立ったフリーマンが左前打を放つと、捕球が乱れる間に大谷が二塁から生還。劇的な勝利を収めた。

　米カリフォルニア州地元局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組は、ロバーツ監督の会見の様子を中継。大谷への申告敬遠については「正しい判断。彼は5試合連発していたからね」と敵将の決断を支持。「球場のどの位置にも打てているし、変化球、ストレートのどれも捉えられているのが良いよ」と称賛していた。