レアル・ソシエダが長崎原爆資料館を訪問

　サッカー日本代表MFの久保建英が所属するスペイン1部のレアル・ソシエダが、ジャパンツアーのために来日中。23日には長崎県の原爆資料館や平和公園を訪問したことをクラブの公式SNSで公開した。日本人ファンからは「来てくれてありがとう」「これだけで長崎で試合をした意味がある」など称賛の声が集まっている。

　戦争の悲惨さを伝える展示に真剣な眼差しを送った。レアル・ソシエダ公式インスタグラムは、久保らが資料館を見学する姿やセルジオ・フランシスコ監督らが平和公園内で献花を行う姿を公開。同公式Xでは「この体験は、私たちの心にいつまでも刻まれ続けることでしょう。永遠に忘れない」と日本語でつづっている。

　この投稿には、日本人ファンも多数反応。SNS上には、ソシエダの行動とメッセージに感謝する声が溢れた。

「長崎に来てくれてありがとう」
「お忙しい中、長崎の原爆について学んでいただきありがとうございます」
「こういった活動を通して平和な未来へ向けて少しでも世界が変わってくれたら嬉しい」
「これだけでも長崎で親善試合をした意味があるのでは」
「何か一つでも心に残ることがあると嬉しいな」
「いいね、素晴らしいことだと思う」

　レアル・ソシエダは、21日に長崎市内のピーススタジアムでJ2長崎と対戦し、0-1で敗戦。久保は後半開始から27分間出場した。25日には横浜FCと対戦する。