投ゴロにくるっと回転し、打席にお尻を向けて股下捕球する“美技”を披露

　米大リーグで年俸41億円を誇るMLB屈指の右腕が、奇想天外な“お尻向けキャッチ”で沸かせた。打者が放ったゴロにマウンド上でくるっと回転して後ろを向き、股下で捕球。そのまま一塁に送球し、アウトにする珍プレーを演じた。実際のシーンを球団が動画付きで公開し、熱視線を集めている。

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　なかなか、お目にかかれない“魅惑の投ゴロ”だ。華麗、かつコミカルなプレーで沸かせたのは、ナショナルズのマックス・シャーザー投手だ。23日（日本時間24日）のオープン戦・マーリンズ戦、6回先頭だ。

　打者が放った打球はマウンドのシャーザー目がけて飛んできた。しかし、シャーザーは投げた反動で体が一塁方向へ向いていた。すると、次の瞬間だ。やや詰まった打球に対し、体をそのまま回転させると、ホームベースに背を向ける形に。それでも、打球をしっかりと追いながら、股下からグラブを出してしっかりと捕球してみせたのだ。

　一塁に送球し、悠々とアウト。まさかのプレーに球場にはどよめきが起こった。開幕投手が有力なエースの“美技”を球団公式ツイッターは動画付きで公開し、「木曜日（開幕戦）に彼を観るのが待ちきれない」「彼の人生において最高の状態だ！」「契約を延長するんだ」とコメント欄でファンの反響が集まっていた。

　この日は7回10安打を浴びながら3失点と粘投したシャーザー。今季は3740万ドル（約41億1100万円）の破格年俸で契約を結んでいる。その投球でどれだけファンを魅了できるか。開幕はすぐそこに迫っている。