大相撲名古屋場所五日目

　連日、IGアリーナで熱戦が繰り広げられている大相撲名古屋場所。五日目（17日）の客席には、なんと戦国武将がいた。陣羽織にマゲとヒゲの“織田信長”は、目の前に力士が落ちてきても動じなかった。

　五日目のNHK中継やABEMAを見ていた視聴者がザワついていた。向こう正面の行司だまり付近で画面に映りこんでいたのは、なんと織田信長。小結・高安と関脇・若隆景の一番では、目の前に若隆景が落ちてきたが、泰然自若だった。

　貫禄たっぷりの男の正体は、09年11月「名古屋開府400年」のPR大使として、6人の武将と4人の陣笠で結成された「名古屋おもてなし武将隊」の織田信長。織田は17日、自身のXで「本日、大相撲名古屋場所を観に参ろう。　新会場IGアリーナいかなる場所か楽しみじゃ」と出陣を予告していた。

　X上の相撲ファンも大盛り上がり。「最前列に信長様おるやん」「信長が気になって相撲に集中できないwww」「存在感がすごかった」「取り組みより気になってしまいました…」などの声が上がった。

　ちなみに六日目の18日、織田信長の姿は名古屋城にあった。