2021年までブレーブス在籍、古巣アトランタでの大役

　米大リーグ、ドジャースのフレディ・フリーマン内野手は15日（日本時間16日）、アトランタで行われたオールスターゲームにナ・リーグの「4番・一塁」で先発出場。2021年まではブレーブスでプレーしたこともあり、試合前にはスタンドの観客へあいさつ。目を潤ませる場面があった。

　古巣ファンの大歓迎に、声は震え、目は潤んだ。フリーマンの名前がコールされるとファンは総立ち。いくつもの歓迎ボードが揺れた。

　ここで直撃したのが、米スポーツ専門局「FOXスポーツ」の中継レポーター、ケン・ローゼンタール氏だ。「ここで12年間プレーし9度目のオールスターです。今の気持ちは」と問われたフリーマンは「今、手汗が止まらないよ。スタンディングオベーションも最高だった。ここに戻ってこれて光栄だ」と口にした。

　さらに「大歓迎を受けました。ここのファンをどう思うか」という問いには「ここに一日中ずっといて、ファンについて話していられるよ。心の底から感謝している。メジャー最初の12年間を、この素晴らしい街で過ごすことができた」と感極まった様子だ。

　続けて「来るたびにスタンディングオベーションを送ってくれて、声援をくれる。僕が夫と父親になる前を見ていてくれて、今、夫と3人の父親になって戻ってきた。全てに感謝しているよ。君たちのために今日ヒットが打てることを祈っている」と、声援に応えることを約束した。