敵地ジャイアンツ戦の実況席で肉体が話題に

　米大リーグ・ドジャースに所属する韓国人26歳キム・ヘソン内野手にまつわる驚きの事実が米中継で明かされた。13日（日本時間14日）の敵地ジャイアンツ戦に7回途中、「8番・二塁」で代打出場。打席中に現地レポーターから肉体強化への取り組みが伝えられると、実況席からは思わず笑いが漏れていた。

　米国で試合を中継したストリーミングサービス「ROKU」の放送席では、解説のハンター・ペンス氏が「彼の身体には脂肪が1オンスもついていないようですね。筋肉とユニフォームしか見えません」と指摘。すると、実況のスティーブン・ネルソン氏が「キルステン、ヘソンについて情報があるようですね」と言い、レポーターのキルステン・ワトソンさんに話を振った。

　ワトソンさんは「彼は1週間に6日間トレーニングをしています。1日だけオフですが、6日間全てウェイトリフトをしているそうです」と説明。キム・ヘソンの強靭な肉体にまつわる情報はこれだけに止まらず「タンパク質の摂取に重点的に取り組んでいて、40グラムのタンパク質を1日5回摂取しているそうです。この夏、もっと身体を強くするために、彼はこのようなことを行っています」と、肉体強化の裏側を明かした。

　この情報に実況席では驚きの反応が漏れ、ペンス氏は「私も刺激を受けました。キム、ありがとう。私もダイエットを変更してトレーニングのルーティンを見直したいと思います」と笑いつつ、熱心な取り組みに敬意を示していた。

　筋骨隆々の肉体美が度々話題になるキム・ヘソン。オールスター戦前最後となったこの一戦では2打数無安打だった。ドジャースは延長11回までもつれた試合を5-2で制した。