敵地ブルワーズ戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、敵地ブルワーズ戦に「1番・DH」で先発出場。初回の第1打席で31号先頭打者弾を放った。今季前半戦で88得点目となった中、米メディアは伝説のベーブ・ルースに接近する驚異のデータを伝えている。

　大谷は初回、怪物として注目を集める23歳ミジオロウスキーの3球目を捉え、飛距離431フィート（約131メートル）の特大31号ソロをセンターへ運んだ。今季93試合目で得点数は88に到達。ドジャース公式メディア「ドジャー・インサイダー」によると、前半戦のナ・リーグにおける最多記録だという。

　MLB全体の記録では、ベーブ・ルースの94得点（1930年）が1位で、フランク・トーマス（93得点／1994年）、ルー・ゲーリッグ（92得点／1936年）までがトップ3。同率4位の90得点でタイ・カッブ（1915年）、チャック・クライン（1932年）が並ぶ。

　また大谷は、球団におけるオールスター前の最多ホームラン数記録も更新。これまでの記録は、2019年にベリンジャーが記録した30本だった。