山本由伸へ初の球宴出場を伝える指揮官、口から出たのは…

　米大リーグ機構は6日（日本時間7日）、アトランタで15日（同16日）に行われるオールスターゲームの出場選手を発表した。これが選手に伝えられる瞬間の、貴重な動画を公開したのがドジャースの公式Xだ。山本由伸投手に敬意を払ったデーブ・ロバーツ監督の言葉に、日米のファンから「言い回し好き」「カッコいいよね」と賛辞が寄せられている。

　試合開始1時間半ほど前のロッカールームに、ロバーツ監督の声が響いた。フリーマン、スミス、大谷と、すでにファン投票での選出が決まっていた選手たちを読み上げ「おめでとう」と祝福した後「他の2人を発表する」と、新たに決まった選手の名前を発表した。

「初のオールスター、日本からはるばるやって来た……。ヨシノブ・ヤマモト！」。帽子をとって、いすから立ち上がる山本に、ロバーツ監督は「スゴーーーイ！」と日本語で賛辞を浴びせた。封筒に入った“招待状”を受け取った山本は本当にうれしそうだ。

　さらにカーショーに「招待状をいくつ持ってる」と聞き「君（山本）は1、クレイトン（カーショー）は10。そしてオールスター選出の最後の1人は……。クレイトンが11回目に選ばれました！　クレイトン・カーショー、おめでとう！」と伝えると、ロッカーは再び拍手に包まれた。カーショーとグータッチを交わす指揮官も満面の笑みだ。選手への敬意にあふれた発表方法には、日本のファンから続々と賛辞が寄せられた。

「監督の言い方可愛い」
「ロバーツ監督の言い回し好き」
「発表のしかたがカッコいいよね」
「この映像何回でも観られちゃう♪」
「ロバーツ監督の唐突の Sugoiｰｰｰｰ」

　また、最後に突然上がる日本語の歌声に「おーめーでーとーって言ってる子誰だ!?」という声もあった。