WTAがプレビュー、史上2人目の連覇かかる一方、女王陥落の可能性も…

　テニスのBNPパリバ・オープンは7日、開幕する。連覇を目指す世界ランク1位の大坂なおみ（日清食品）は初戦となる2回戦で、ドバイ選手権の初戦で敗れた世界ランク65位のクリスティーナ・ムラデノビッチ（フランス）と同39位のジェン・サイサイ（中国）の勝者と対戦する。WTAは公式サイトでプレビューを展開し、大会史上2人目の連覇を目指す大坂を特集。世界ランク1位からの転落の可能性も伝えている。

　現地でもファンのサイン攻めに遭うなど、注目度の高い大坂。WTAも公式サイトで世界女王にフォーカスした特集を行っている。

「インディアンウェルズ組み合わせ分析：No.1オオサカが過去に1人しか果たしていないタイトル防衛に挑む」

　こう題した記事では、大坂がNo.1の座を守れるかに注目。過去にインディアンウェルズで連覇を飾ったのは、1991年のマルティナ・ナブラチロワただ1人だけ。さらに過去5年でトップ10選手が優勝を飾ったのは1度だけと、番狂わせが起きやすい大会であることを紹介している。

「ジャーメイン・ジェンキンス新コーチが就任したばかりのオオサカは、キャリア初のタイトル防衛に挑む。不本意な結果に終わった2週間前のドバイ選手権から立ち直っているところを見せたい」