「チャレンジ」の芝で白星発進 錦織が初戦で得た手応え「毎年改善できている」
テニスのゲリー・ウェバー・オープンは2日目の20日、男子シングルス1回戦で世界ランキング9位・錦織圭(日清食品)が実力派のベテラン、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、6-7、6-3、6-4で逆転勝利を挙げた。
今季初の芝大会初戦突破、逆転勝利に錦織「第2セットでアグレッシブになれた」
テニスのゲリー・ウェバー・オープンは2日目の20日、男子シングルス1回戦で世界ランキング9位・錦織圭(日清食品)が実力派のベテラン、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦し、6-7、6-3、6-4で逆転勝利を挙げた。
錦織にとっては、7月に開幕するウィンブルドン前の唯一の芝の公式戦。第1セットからタイブレークへともつれ込む熱戦となったが、2セット連取で格を示した。2年連続で怪我をした“鬼門”の同大会にも、「上手くいくと思う」と自信を見せた。ATPワールドツアー公式サイトが報じている。
33歳のベテランが繰り出す鋭いサーブに手を焼き、第1セットをいきなり失う展開になったが、錦織は粘り強く食らいつき、今季初の芝コートとなった同大会初戦を勝利で飾った。
「出だしは彼の方が良かったと思います。第1セットのサーブは本当に良かった。リターンゲームではほとんどチャンスがありませんでした。でも、第2セットでだいぶプレーも良くなって、よりアグレッシブになることができた。今日はタフな試合でしたが、勝てて嬉しいです」
記事によると、こう語ったという錦織だが、ゲリー・ウェバー・オープンは2年連続で怪我をしている“鬼門”でもある。