参加人数400人 全自衛隊バドミントン大会って何? 夢は桃田ら強豪実業団への挑戦
全自衛隊バドミントン総合選手権大会が22日に京都府立山城総合公園体育館で開幕し、第53回支部対抗戦の男子は東千歳基地チームが、女子は混成真駒内基地チームが優勝を飾り、北海道勢のアベックVとなった。決勝戦の第1ダブルスを制して東千歳チームの優勝に貢献した選手兼任監督の菅井信吾さん(千歳北陽高出身)は「一昨年は3位、いつも良いところまで行くけど優勝できていなかったので、嬉しい。ここに照準を合わせて練習してきた」と喜んだ。
腕自慢の選手が集まる全国大会は北海道勢がアベックV
全自衛隊バドミントン総合選手権大会が22日に京都府立山城総合公園体育館で開幕し、第53回支部対抗戦の男子は東千歳基地チームが、女子は混成真駒内基地チームが優勝を飾り、北海道勢のアベックVとなった。決勝戦の第1ダブルスを制して東千歳チームの優勝に貢献した選手兼任監督の菅井信吾さん(千歳北陽高出身)は「一昨年は3位、いつも良いところまで行くけど優勝できていなかったので、嬉しい。ここに照準を合わせて練習してきた」と喜んだ。
全国各地の駐屯地、基地で活動する自衛隊隊員を対象に、有志が集い、日本一を争う大会。目立ったのは、北海道勢の強さだった。男子では、島松基地チームも4強入りを果たした。優勝した東千歳との合同選抜である自衛隊北海道チームで北海道実業団選手権にも出場しており、過去には、全日本実業団選手権に出場したこともある。菅井さんは、自衛隊北海道チームの監督も務めている。
「以前、全日本実業団で(国内最高峰のS/Jリーグを3連覇した)トナミ運輸と対戦したことがあり、現在日本代表のコーチを務めている舛田圭太さんにコテンパンにされた覚えがある。今のトップ選手は、世界のトップクラス。見て勉強して真似をして、自分たちも少しでもレベルが上がれば良い。自衛隊の大会で優勝できたので、また全日本実業団でも成果を出せれば良いし、若手にはトップ選手との対戦を経験させたい」と、さらなる飛躍に意欲を示した。
全日本実業団選手権は、国際大会の日程が過密化している影響もあり、トップ選手抜きで戦う例も少なくないが、昨年度3位のNTT東日本は、出場がなかったものの第2シングルスに桃田賢斗がエントリーしていた。実現は容易でないが、団体戦でチームの看板を背負うトップ選手と対戦する可能性のある大会で、自衛隊北海道も一つの目標としている。