配信した「Prime Video」が調査、今後も見たいが76.2％

　3月に東京ドームで行われた米大リーグの開幕シリーズ「ドジャースVSカブス」をネット配信した「Prime Video」が、視聴した日本在住の男女1200人にインターネット調査を実施。レギュラーシーズンをまた視聴したいと希望する人が76.2％にも達している。また視聴にあたり注目していることとして「日本人選手の活躍」がトップに上がった。

　視聴者の行動の変化を示すデータも出ている。東京シリーズをどのデバイスで視聴したかという問いに対して、全体では91.6パーセントがテレビでの視聴と回答。ただ20代では、3人に1人（30.4パーセント）がスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末から視聴していたという結果になった。

　2023年3月のワールド・ベースボール・クラシック（WBC）を配信した際の調査と比べるとモバイルからの視聴割合が増加しており、若い世代を中心にスポーツを「どこでも好きな場所で見ることができる」という認識が広まっていると分析している。

　また、レギュラーシーズンの試合を今後も「Prime Video」で視聴したいと回答した人が全体の76.2パーセントに上った。年代別にみると20代が85パーセント、30代が82.5パーセントと高い数値で、理由は順に「現地に行かなくても試合を見られるから」「外出先からでも見られるから」「週末なら見やすいから」と並んだ。

　さらに、レギュラーシーズンでどんなことに注目しているかという問いでは「日本人選手の活躍」「大谷翔平選手の活躍」「ロサンゼルス・ドジャースのワールドシリーズ2連覇の行方」という選択肢が上位に。日本人選手への注目は当面続きそうだ。

「Prime Video」は、米大リーグのレギュラーシーズンを、日本人選手が出場予定の試合を中心に毎週土、日曜に1試合ずつライブ配信している。13日は午前10時10分からカブス―ドジャースを配信予定で、プライム会員であれば追加料金なしで視聴可能だ。