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“ドラ531位”→Xmasツリー運搬バイト→大谷からMLB初奪三振 25歳右腕の異例キャリアに脚光

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打。チームは2-8で敗れた。相手投手のブラッド・ロードはメジャー初先発ながら、前年MVPの大谷から2奪三振。そのピッチングはもちろん、異例のキャリアでも注目を集めている。

ドジャース戦に先発したナショナルズのブラッド・ロード【写真:ロイター】
ドジャース戦に先発したナショナルズのブラッド・ロード【写真:ロイター】

大谷から2奪三振、ブラッド・ロードに脚光

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打。チームは2-8で敗れた。相手投手のブラッド・ロードはメジャー初先発ながら、前年MVPの大谷から2奪三振。そのピッチングはもちろん、異例のキャリアでも注目を集めている。

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 無名の25歳が魅せた。ロードは2022年ドラフト18巡目(全体531位)でナショナルズ入り。初の先発登板を任されたドジャース戦、最初に対峙した相手が大谷だった。初回の第1打席、フルカウントから153キロの直球でメジャー初奪三振をマーク。第2打席でも、138キロのスライダーで空振り三振を奪った。

 4回途中2安打無失点。初勝利こそつかなかったが、堂々の投球で注目を浴びたロード。そのキャリアは異例で、米スポーツ専門局「ESPN」のジェフ・パッサン記者はXで「ホーム・デポ(アメリカ最大のホームセンターチェーン)からホーム開幕戦へ:冬の間、ホームセンターで農業用マルチシートやクリスマスツリーの運搬作業をしていた」と投稿。“アルバイト”も経験していたようで、メジャーのマウンドに上がるべく苦労を重ねていた。

 25歳のメジャー初奪三振は大谷から。試合後、ワシントンの地元ラジオ局「106.7 ザ・ファン」のトビ・アルタイザー記者がXに公開した動画内で、ロードは「かなり特別なことだね。彼(大谷)はMVPだから。初めての三振を彼から奪えたことはとても特別なことだよ」と笑顔を覗かせ、喜びを噛み締めていた。

(THE ANSWER編集部)


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