NBAで恐怖の瞬間 コートに頭打ちつけ緊急搬送、試合は20分以上中断…容態は安定と米報道
米プロバスケットボール(NBA)グリズリーズの新人ジェイレン・ウェルズが8日(日本時間9日)、本拠地ホーネッツ戦でコートに頭を強く打ちつけ、病院に緊急搬送された。容態は安定しているという。米紙が報じた。

グリズリーズのジェイレン・ウェルズが負傷
米プロバスケットボール(NBA)グリズリーズの新人ジェイレン・ウェルズが8日(日本時間9日)、本拠地ホーネッツ戦でコートに頭を強く打ちつけ、病院に緊急搬送された。容態は安定しているという。米紙が報じた。
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60-44でリードした第2クォーター残り1分10秒。ウェルズが速攻からダンクで得点。直後に、後ろから追いかけてきたホーネッツのKJ・シンプソンと接触し、頭を強く打ちつけるように落ちる体勢となり、その場で動けなくなった。会場は騒然となり、すぐさま医療チームがウェルズの状態を確認。ショックを受けた様子の選手たちが見守る中、ウェルズは身体を固定された状態でストレッチャーに乗せられて退場した。
米テネシー州地元紙「メンフィス・コマーシャル・アピール」はウェルズの状態を伝える記事の中で、病院に緊急搬送されたと報道。同行した父親はウェルズについて、意識があり会話ができる状態だとし、「手首が腫れている」「顔、アゴ、背中に痛みがある。おそらく脳震盪だ」と話したことも伝えた。
試合は20分以上中断し、再開前に両チームにはウォーミングアップの時間が与えられた。シンプソンには、フレイグラント・ファウル2が宣告され、退場となった。
21歳のウェルズは2024年のNBAドラフトでグリズリーズから2巡目指名を受けて入団。今季は79試合に出場し、1試合平均25.9分間出場し、10.4得点と活躍していた。
(THE ANSWER編集部)