大谷翔平の三振時に敵軍ベンチから漏れた本音 中継マイクが拾った敬意「自分のおじいちゃんに…」
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打。チームは2-8で敗れた。初回の第1打席では三振を奪われたが、敵陣ベンチからは敬意が示されていた。

敵地ナショナルズ戦
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、敵地ナショナルズ戦に「1番・DH」で先発出場し、5打数1安打。チームは2-8で敗れた。初回の第1打席では三振を奪われたが、敵陣ベンチからは敬意が示されていた。
【特集】解消された「チートデー」の不安 常に減量と向き合う柔道・角田夏実、体に送る「大丈夫」のサイン
ナショナルズの先発ブラッド・ロード投手にとって、この日がメジャー初先発。初回先頭の大谷に対し、メジャー初奪三振をマークした。米メリーランド州地元局「MASN」の中継では、ベンチでマイクを付けたカイル・フィネガン投手がロードの登板を見守る様子を放送した。
フィネガンは「自分のおじいちゃんに『俺の初奪三振はベーブ・ルースからだったんだよ』って言われたら驚きだよな」と、同僚に話しかけながら初回を観察。ロードが大谷から三振を奪うと、「いいぞ! これがメジャー初奪三振だろ? 凄いな」と称賛していた。
フィネガンの反応に放送席の実況も同調。「その通り、素晴らしいです。選手たちは理解しています。彼のメジャー初奪三振は、球界史上最高の選手の一人、ショウヘイ・オオタニからでした」とロードを祝福していた。
今季メジャーデビューした25歳のロード。嬉しいキャリア初奪三振で、現役MLB選手が大谷に抱く敬意にも注目が集まっていた。
(THE ANSWER編集部)