敵地ワシントン戦での装いが話題

　米大リーグのドジャースは8日（日本時間9日）、敵地でナショナルズと対戦し、2-8で敗戦した。グラウンド上では、「キケ」の愛称で知られるエンリケ・ヘルナンデス内野手が普段とは違う装いでプレー。あまり見かけない姿に日本人ファンからは「着てもいいんだ？」「初めて見た！」など驚きの声があがっている。

　この日ビジターのドジャースは、灰色地に青の帽子をかぶるユニホーム。多くの選手は中に青のインナーを着こんでいるが、キケの頭の後ろからは青いフードがはみ出していた。ユニホームの下にパーカーを着こんだまま試合に出場。そのまま守備にもついた。

　MLB公式によると、試合中のナショナルズ・パークの気温は7.8度。凍えるような寒さの中、ネックウォーマーを着用する選手もいたが、キケの寒さ対策はその上をいっていたようだ。日本の野球はおろかMLBでもあまり見かけない様子に、ネット上の日本人ファンも反応した。

「キケ、パーカー着とる」
「ユニホームの下にパーカー着てもいいんだ？！　初めて見た」
「ユニフォームの下にパーカー着てるの自由すぎて面白いww」
「パーカー着てんのか　体動かしにくくないのかな」
「パーカー着るぐらい相当寒いんやな」
「ユニホームの下にパーカー着るのって許されるんだ笑」
「なんだ？キケ・ヘルナンデス？パーカー着て守っているよ笑」
「パーカー、ユニホームの下に着てプレーする野球選手を初めて見た！びっくり」

　X上には、驚きの声が溢れていた。「6番・一塁」で先発出場したキケは、8回に4号ソロを放つなど3打数1安打1打点と活躍。異例の寒さ対策が功を奏したようだ。