本拠地ブレーブス戦

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は2日（日本時間3日）の本拠地ブレーブス戦に「1番・DH」で出場同点で迎えた9回の第5打席で今季3号本塁打を放ち、6-5のサヨナラ勝利の立役者になった。この日は大谷のボブルヘッド人形が配布されたとあって、開門前から球場周辺でファンが大行列。米ファンから「マジかよ」「狂っているな」といった声が上がっている。

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　どこまでも続く大行列だった。

　球場周辺に集まったファン。現地午後5時38分にプレーボールとなった試合は、先着4万人に昨季の3度目MVP受賞を記念した大谷のボブルヘッド人形が配られるとあって、入場ゲート前からできた列は遠く離れた駐車場まで延びていた。昨季、ドジャースに10年7億ドル（約1014億円＝当時）で加入し、同5月にもボブルヘッド人形が配布されたが、それにも負けず劣らずの人気ぶりだった。

　動画をXに公開した米カリフォルニア州地元局「KABC-TV」の番組「ABC7アイウィットネス・ニュース」は文面に「ワオ！　ドジャースのファンは、水曜午後遅くの試合が始まる何時間も前から列を作り、ショウヘイ・オオタニのボブルヘッド人形を手に入れようとした」とつづって紹介。

　米ファンからは「おいおい、みんなマジかよ」「このチームは野球をまた楽しくさせる」「私には合理的に思える」「これは狂っているな」といった反響が寄せられている。

　試合はドジャース先発の左腕スネルが大乱調。2回までに5点を失い、その後打線が奮起して追い上げ、リリーフ陣も無失点でしのいで劇的展開につなげた。大谷はサヨナラ弾を含む5打数3安打1打点の活躍だった。