本拠地開幕戦で今季2号

　米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は27日（日本時間28日）、タイガースとの本拠地開幕戦に「1番・DH」で先発出場。7回の第4打席で今季第2号を放ち、4打数2安打1打点。5-4で勝ったチームに貢献した。試合を中継したABEMAの解説陣もスタジオで驚き、自分たちに対する「課題」を挙げていた。

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　開幕を待っていた本拠地のファンが大熱狂だ。大谷は4-3と1点リードで迎えた7回、2死無走者で打席に立つと右腕ハニフィーの6球目、フルカウントから外角へのシンカーを逆らわずにはじき返した。打球は逆風の中、左翼スタンドに飛び込む本塁打となった。

　19日に東京ドームで行われたカブスとの一戦に続く2戦連発。逆風が吹く中でレフトに運び、ABEMAで解説した名選手たちも仰天した。糸井嘉男氏は「信じられない」と絶句。自身が“超人”と呼ばれていたことにかけて質問されると「誰しもが（大谷を）超人以上と思ってますよ。超人界のトップです。あるとするならね」ともはや呆れるように笑いながら称賛の言葉を並べた。

　元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏も「言葉で表現しにくい。解説者泣かせですよ」と悩んでいた。「あまり『すごい』を連発しても『もういいよ』ってなっちゃうので。何かいい言葉がないかなと思うんですけど」と大谷の凄さを表現するワードが見つからなくなってきていることを嘆いた。

　ブルージェイズなどでプレーした川崎宗則氏はこれに「課題だね。これから」と反応。今後も見られるであろう大谷の活躍に向け、解説陣もレベルアップを誓っていた。