日本で実況担当が魅了されたものとは

　米大リーグ・ドジャースの実況陣の間で日本製品の技術が話題だ。19日まで東京ドームで行われた開幕シリーズで来日した実況担当がトイレを絶賛。元新人王の解説者も「あれは時代の先を行っている」と同調している。

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　米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の実況スティーブン・ネルソン氏が絶賛したのは日本のトイレ。「日本のトイレが恋しい。帰国してからずっとそこに戻ってくる」と明かした。さらに温かい便座を絶賛。「あの多機能性。どれを選んだって、より綺麗な、あえて言わせてもらうとより良い人になれる」「なぜ日本のトイレが世界標準じゃないのか」と訴えた。

　21日（日本時間22日）にインスタグラムでトイレ愛を語る動画を公開。文面に「断言しよう。日本のトイレ＞全て。心から恋しい」と記した。コメント欄で反応したのが、同局で解説を務める2003年ナ・リーグ新人王のドントレル・ウィリス氏だ。「日本には2回行ったことがあるが、あれは時代の先を行っている」と認めている。

　ネルソン氏は「もし記者席に1つ設置されたら、私はたびたび1イニング逃してしまうかもしれない」と冗談交じりに泣き笑いの絵文字を添えて返答。職務放棄に繋がることを心配するほど、約1週間の滞在ですっかり魅了されていた。