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MLB公式記者が目を奪われた2人の阪神戦士「彼の大ファンだよ」 直撃取材で絶賛した投打の若手

米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18、19日に開幕カードで対戦し、ドジャースの2連勝で幕を閉じた。「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らを現地で直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

MLB公式記者が目を奪われた2人の阪神戦士とは【写真:ロイター】
MLB公式記者が目を奪われた2人の阪神戦士とは【写真:ロイター】

「ドームで聞いたANSWER」第34回

 米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18、19日に開幕カードで対戦し、ドジャースの2連勝で幕を閉じた。「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らを現地で直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

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 第34回はMLB公式サイトのマイケル・クレア記者。2023年春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)や昨秋のプレミア12など、日本代表の取材経験も豊富なクレア記者に、来春のWBCに向け注目している日本選手を聞いた。(取材:THE ANSWER編集部・鉾久 真大)

 ◇ ◇ ◇

 クレア記者は、2023年春のWBCでは近藤健介外野手(ソフトバンク)と源田壮亮内野手(西武)を印象に残った選手に挙げていた。今回目にした日本の選手で、印象に残った選手も多かったようだ。

「まず阪神のショウタ・モリシタだね。彼の大ファンだよ。プレミア12で初めて見たけど、今回彼がMLBのチームと対戦するところを見られたのはとてもクールなことだった。ショウタ・モリシタのことは本当に高く評価しているんだ」

 24歳の森下翔太外野手は16日のドジャース戦で二塁打を放つなど存在感を放った。MLB公式のデータサイト「Baseball Savant」によると、この試合で両軍No.1、No.2の打球速度112.1マイル(約180.4キロ)、110.1マイル(約177.2キロ)をマーク。15日のカブス戦でも両軍トップの115.7マイル(約186.2キロ)を計測した。

 そして投手にも、目を奪われる存在がいた。15日の阪神―カブスで先発し、5回を走者をひとりも出さずに抑えた20歳の門別啓人投手だ。

「もう一人、名前をド忘れしちゃったけど、カブス戦で4、5回をノーヒットに抑えた左腕。もちろんボールが(MLB球とは)違うといった要因はあったかもしれないが、どんな相手であれ完全に抑えられるなんて素晴らしいことだ。対戦経験がないMLBのチームが相手ならなおさらだよ。その2人が特に印象に残っているね」

 もう1チーム、大リーグ球団とのプレシーズンマッチを戦った巨人では、実績組の選手に熱い視線を送っていた。

「あとはもちろん代表チームのスターである巨人のオカモト(岡本和真)も。彼の打席を見るのが大好きなんだ。それから僕はショウセイ・トゴウの大ファンなんだけど、僕が現地にいると、彼はいつもフェンスを越える大飛球を打たれてしまうみたいなんだ。もしかすると僕は彼にとって縁起が悪い存在なのかもしれない」

 戸郷翔征投手は15日のドジャース戦に先発し6回5失点。大谷翔平投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手、マイケル・コンフォート外野手に本塁打を浴びた。さらにクレア記者が取材した昨秋のプレミア12でも、台湾との決勝で5回に崩れ、林家正捕手、陳傑憲外野手に被弾。日本のV逸につながった。投手としての評価とは裏腹に、厳しい場面ばかりを目にしているクレア記者は苦笑いするしかなかった。

(THE ANSWER編集部)

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