「ドームで聞いたANSWER」第31回

　米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18、19日に開幕カードで対戦し、ドジャースの2連勝で幕を閉じた。「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らを現地で直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

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　第31回は今オフ、パドレスからドジャースに移籍したタナー・スコット投手。4年総額7200万ドル（約107億5600万円）という大型契約を結んだ左腕は、大谷翔平モデルのスパイクをチームメートに配るほど気に入っているのだという。19日の試合前練習中に単独取材に応じ、経緯を教えてくれた。（取材：THE ANSWER編集部・鉾久 真大）

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――ジャック・ドライヤー投手があなたから大谷モデルのスパイクをもらったと話していた。

「そう。ドジャースと契約して、ニューバランスとも契約したんだけど、サイズ11.5（インチ＝約29.2センチ）と12（同＝約30.5センチ）を試していたんだ。結局12にしたんだけど、ロッカーには11.5がいっぱいあったから『誰か11.5履く人いる？』って聞いたら、ジャックが手を挙げてね。それで彼にスパイクを渡したんだ。彼はすごく感謝してたよ。気に入って履いてる。履き心地もいいみたいだし」

――あなたが今履いているのは違うものか。

「アップの時は違うものを履いているけど、試合ではショウヘイモデルを履いているよ。（スマホで写真を見せながら）ほらね。快適なんだ。彼はいいスパイクを作ったよ」

――大谷とスパイクについて話したか。

「昨日の試合後に彼がグレーのスパイクを履いてたから、『それいいね』って話をしたよ。僕は白しか持っていないから」

――今季からドジャースに加入したが、楽しみにしていることは。

「ワールドシリーズ制覇だね」

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　スコット、ドライヤーの他、ランドン・ナック投手らも大谷のシグネチャーモデル「SO1」を愛用中だ。18日の開幕戦で大谷が履いていたスパイクは裏やかかとに愛犬デコピンのイラストが入った特別仕様だった。