MLB 東京シリーズ by Guggenheim

　19日まで東京ドームで行われた米大リーグの開幕戦シリーズはドジャースがカブスに2連勝して幕を閉じた。ドジャース・大谷翔平投手が今季1号ソロを放ったのを筆頭に、両軍の活躍にファンは熱狂。米放送局「スポーツセントラル・ロサンゼルス」でリポーターを務めるダレン・ヘインズ氏は取材に応じ、大谷は「8年でプレーを辞めても殿堂入りは確実だよ」と太鼓判を押している。

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　大谷は開幕シリーズの前のプレシーズンゲーム・巨人戦でも本塁打を放ち、ファンを沸かせた。19日の開幕2戦目前に単独取材に応じたヘインズ氏は、その光景に「オオタニは別格。史上最高になろうとするプレッシャーとか、そういうこととは無縁の、彼だけが属するカテゴリーにいる。オオタニはこれからもずっとショータイムだ。唯一無二の選手だよ」と舌を巻いた。その上でこう続けた。

「もしメジャーで8年プレーしたオオタニが『野球はもうやらない』って言っても、殿堂入り確定だ。他のスター選手、例えばプロ8年目のレブロン・ジェームズならどうだろう。彼は殿堂入りする？　たぶんするだろうけど、『殿堂入りするくらいはやったかもしれないね』ってくらいの反応になるでしょう？」

　もはや今引退しても殿堂入り確実とヘインズ氏は絶賛。さらに、大谷への思いの丈をぶつけた。

「オオタニの場合はもう確実だよ。ア・リーグとナ・リーグ両方でMVP獲ってるんだよ？　稀有な存在だ。50盗塁50本塁打もそう。彼は野球史上、誰も成し遂げたことのないことをやっている」。さらに「もしオオタニが『広告収入で稼げたからもう引退します』って言っても殿堂入り確定だよ」。最後は独特な表現で称賛を締めくくった。

　日本食を楽しみ、ピカチュウとも交流したヘインズ氏。「絶対にまた来るよ。今回はほとんど仕事だったから、今度は家族を連れてきて、仕事抜きで満喫したい。また来たい場所リストに追加済みだよ」と再来日を約束していた。