MLB 東京シリーズ by Guggenheim

　米大リーグ・ドジャースは19日に東京ドームで行われた開幕シリーズ第2戦でカブスに6-3で勝ち、2連勝とした。大谷翔平投手の今季1号も飛び出した一戦。試合中継を行ったプライム・ビデオでスペシャルナビゲーターを務めたとんねるずの石橋貴明は、かつてドジャースを取材で訪れた際に「怖かった」という超大物左腕との思い出を告白。これにはドジャースでプレー経験がある黒田博樹氏も「分かる気がします」と同調していた。

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　中継のスタジオで試合を見守った石橋。実況からMLB通算212勝のクレイトン・カーショー投手についての話題を振られると、取材で訪れた際の話として「すごい怖かったです。トレーニングをじっと見ていたら、近寄ってくるなという、すごいカーショーを見たことがあります」と思い出を語った。

　その後、ドジャース、ヤンキースで活躍し、この日は同じスタジオで解説を務めていた黒田博樹氏に「黒田さんはカーショーと師弟関係だったと聞いていて、キャッチボールは常に黒田さんとして、黒田さんがカーショーに教えたことってあるんですか」と質問。黒田氏は「教えたことっていうのはないんですけど、やはり野球に対する姿勢というのは素晴らしかったので。ただ、石橋さんがそういう、カーショーが怖いというのは何となく分かるような気がするんですよね」と同調した。

　石橋は「登板日は誰とも口をきかないんですよね」と水を向けると、黒田氏も「そうなんです。登板日の緊張感というのは、メジャーの投手では少ないんですけど、彼はそういうものを持っていましたね」と、カーショーが持つ独特の雰囲気を説明していた。

　ドジャース一筋に通算212勝を挙げているカーショーは、現在負傷者リスト（IL）入りした状態。早期復帰を目指しリハビリ中だが自費で日本行きに同行し、家族とともに京都観光する様子を球団公式Xが公開するなど、日本滞在を満喫していた。