MLB 東京シリーズ by Guggenheim

　米大リーグの開幕戦シリーズ・ドジャース―カブスの第2戦が19日、東京ドームで行われ、ドジャースが6-3でカブスに勝利した。列島が大いに盛り上がった2連戦では、メジャーリーガーが“日本の美意識”を守るシーンが中継で映り話題に。日本ファンから「敬意を感じる」「日本文化ですね」などの声が上がっている。

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　コップに吐き出していた。ドジャースベンチで発見されたのはタイラー・グラスノー投手。口に入れていたヒマワリの種の殻をコップに入れているようだった。ヒマワリの種はメジャー選手の試合中のお供として有名。ベンチに置かれていることが多く、大半の選手は食べた後、殻をベンチに吐き捨てるのが米国では多かった。しかし、この試合ではグラスノーだけではなく、フレディ・フリーマン内野手やブレイク・スネル投手、カブスの選手も日本流に合わせてか、殻をコップに入れていた。

　試合中継を行った日本テレビ系やプライム・ビデオでも映っていたシーン。ネット上の日本ファンは「敬意を感じる」「日本文化ですね」「日本流にしてくれてるのいい」「紙コップに捨ててるグラスノー！」「郷に入れば郷に従えしてくれてたんやね。素敵な人達」「映ってて気づいた」など日本のマナーに適応した様子に絶賛の声が起こっていた。

　ベンチの様子は16日のプレシーズンゲーム・カブス―巨人でも話題になっており、同局のリポート解説を務めた高橋尚成氏が「キレイなんですよね。ヒマワリの種も落ちていなくて」と注目。同じく解説を務めた上原浩治氏も「そういうところ（日本の綺麗さ）を気にしてくれているんじゃないですか」と言及していた。