日本のファンは「試合の流れを尊重して応援する」ド軍有望株ドライヤー、取材で明かす驚いた光景
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18日に開幕戦で激突した。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

「ドームで聞いたANSWER」第22回
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18日に開幕戦で激突した。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。
【PR】大谷翔平に「安心感」を与える一着 MVP&2冠王の“軸”を安定させるCW-Xのウェア
第22回はドジャースの有望株ジャック・ドライヤー投手。2021年にドラフト外で入団し、今季の開幕ロースターに入った。東京ドームの雰囲気や、日本での体験について印象を語った。(取材:THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
◇ ◇ ◇
――開幕ロースター入りで、最初に頭に浮かんだのは誰か。
ドライヤー「最初に思い浮かんだのは家族。実際に最初に電話したのも家族だったんだ。何年も努力を積み重ねてきたからね。ついに夢が叶ったよ。それも東京でのことだから、本当に特別だ」
――東京での開幕戦についてどう思うか。
ドライヤー「正直、まだ完全に実感が湧かないんだ。数日前から東京にいて、毎朝いろんな場所を訪れているけど、本当に信じられない体験ばかり。ファンがここに集まり、両チームを応援してくれる光景は、最高の経験のひとつだよね」
――日本の応援スタイルについてどう思うか。
ドライヤー「日本のファンの情熱は疑いようがない。ただ、それと同時に、騒がしいだけじゃなくて、尊敬の念も感じるんだよね。彼らは情熱的でありながら、試合の流れを尊重して応援するんだ。本当に素晴らしいファンたちだよ」
――日本での食事ではどんな挑戦をしたか。
ドライヤー「(海に面していない)アイオワ出身だから、寿司を食べた経験はほとんどなかったけど、今回の旅では何でも試したよ。美味しいものもあれば、ちょっと合わないものもあった。でも全体的には素晴らしい経験だった。特に、夕食会で食べたマグロが最高だった。めちゃくちゃ大きかったよ!」
――東京での体験で、特に印象に残ったことは。
ドライヤー「本当にたくさんあるから、どれが一番とは言えないな。東京にはもっと長く滞在して、すべてを味わいたいと思ったよ。寺院を訪れたり、魚市場に行ったり、渋谷を歩いたり。どれも完璧な体験だった」
――今季このチームでどんな役割を果たしたいか。
ドライヤー「自分でコントロールできることに集中しているよ。コーチやフロントが僕を必要としてくれるなら、その役割を全うするだけさ」
――ルービックキューブやアートが得意だが、他に特技は。
ドライヤー「スプリングトレーニングでチームの前で歌う機会があって、ビリー・ジョエルの『ピアノ・マン』を歌ったんだ。そのとき、ハーモニカも一緒にふいた。それが隠れた才能かな」
――東京でメジャーデビューを果たす可能性がある。家族は今回、一緒に来ているのか。
ドライヤー「今回は来ていないんだ。アイオワにいる家族は、朝5時に起きて試合を観るはず。そう願っているよ(笑)」
――大谷翔平投手モデルのニューバランスのスパイクを選んだのはなぜか。
ドライヤー「タナー・スコットがプレゼントしてくれたんだ。すごく快適で、見た目もクールだから気に入ってるよ」
――大谷とはこのスパイクについて話したか。
ドライヤー「まだ話してない。でも、彼にも聞いてみるべきかもね」
(THE ANSWER編集部)
