「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」で来日

　米大リーグのドジャースとカブスが東京ドームでの開幕シリーズのため来日中。米メディア関係者も数多く東京に集まっている。17日、東京ドームでの公開練習中に話を聞かせてくれたカブス放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」の実況アレックス・コーエン氏は、公共交通機関での出来事も明かした。

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　ラーメン、寿司や餃子、蕎麦を食べるなど、取材の合間に日本を楽しんでいるコーエン氏。東京の公共交通機関も利用したが、ある種の“洗礼”も受けたという。JRの駅で自動改札を通ろうとしたが、改札機にスマホを近づけて通ろうとするも、反応してくれない。スマホを見直し、もう一度トライするも変化なし。逆戻りするしかなかった。

　同僚でカメラマンのスコット・チャングノン氏は、苦戦するコーエン氏の様子をXに投稿し「またウーバーになりそうだな。誰かコーエンにスイカ（Suica）のチャージの仕方を教えて！」と文面に記していた。コーエン氏はその後、無事に自動改札を通れるようになったことを報告していた。

　この件についてコーエン氏に東京ドームで尋ねると「アップルウォレットにカードをアップロードするやり方を学んで、2、3日前に（改札に）スキャンできたよ」と安堵。「後ろにいる人を待たせることなく、フラストレーション無くできた。時間はかかったけど忍耐強くやってみて成功した」とちょっぴり誇らしげだった。

「日本の公共交通は大好き。すべて清潔で、時間通りで、とても効率的だ」とコーエン氏。東京ドームで18、19日に行われるドジャース―カブスの試合には「冗談なんか言ってられない。それほど大きな試合になる。最初の打席のイマナガとオオタニの対戦やヤマモトとスズキの対戦もクールなものになると思う。待ちきれないよ」と期待していた。