大谷翔平、初のメジャー開幕戦アーチなるか 実は長打もゼロ、通算打率.192 カブス今永と対戦
米大リーグは18日、東京ドームでドジャース―カブスの開幕戦が行われる。昨季は54本塁打&59盗塁で史上初の「50-50」を達成し、ナ・リーグMVPに輝いた大谷翔平投手が最も注目される存在。これまでメジャーの開幕戦に6度出場しているが、本塁打を放ったことはなく長打もゼロ。日本のファンの前で初めての一打が生まれるか注目が集まる。

18日に東京ドームで開幕カブス戦
米大リーグは18日、東京ドームでドジャース―カブスの開幕戦が行われる。昨季は54本塁打&59盗塁で史上初の「50-50」を達成し、ナ・リーグMVPに輝いた大谷翔平投手が最も注目される存在。これまでメジャーの開幕戦に6度出場しているが、本塁打を放ったことはなく長打もゼロ。日本のファンの前で初めての一打が生まれるか注目が集まる。
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2024年3月20日、最も記憶に新しい韓国でのパドレス戦。ダルビッシュ有と対戦し、2回の第2打席で右前打。直後に二盗も決めた。8回1死一、二塁の第5打席には左前適時打を放ち、ドジャース移籍後初打点を挙げている。この試合は5打数2安打1打点1盗塁。5-2の勝利に貢献している。
エンゼルス最終年となった2023年の開幕戦は「3番・投手」で投打二刀流出場。開幕投手としてアスレチックスを相手に6回2安打無失点、10奪三振の力投を見せた。しかし、大谷が降板した後の8回に3番手ループが連打を浴びて同点とされ、4番手テペラが逆転の適時打を浴び、エンゼルスは1-2で敗戦。開幕白星とはならなかった。打者としては4回に右前打。8回のチャンスでは申告敬遠で勝負を避けられ、3打数1安打1四球だった。
メジャー史上初の二刀流登録で迎えた2022年も「1番・投手」で開幕投手を務めた。アストロズの巧打者ホセ・アルトゥーベを3打席連続三振に仕留めるなど、5回途中4安打1失点、9奪三振。しかしエンゼルスは1-3で敗れ、大谷に黒星がついた。打者としても4打数無安打と快音は響かず。
二刀流旋風を巻き起こした2021年。ド派手な活躍が印象深いが、開幕戦は4打数無安打に終わっていた。ホワイトソックス戦に「2番・DH」で先発。相手先発のジオリトらに封じられたが、チームは4-3で勝利。大谷は8回に逆転のホームを踏み、チーム8年ぶり開幕戦白星に関わっている。大谷の在籍時、エンゼルスが開幕戦を制したのはこの1年だけだった。
コロナ禍で開幕が遅れた2020年は7月24日(日本時間25日)が最初のゲームだった。アスレチックス戦に「3番・DH」で5打数1安打。チームは延長タイブレークでサヨナラ負けしている。2019年は前年トミー・ジョン手術の影響もあり開幕戦には出場せず(5月に復帰)。メジャーデビュー戦となった2018年の開幕アスレチックス戦では初打席で右前打を放ち、5打数1安打だった。
メジャー移籍後、開幕戦でホームランを放ったことはなく、通算26打数5安打の打率.192。いずれもシングルヒットで、長打もまだない。今季は米国でのオープン戦で18打数6安打の打率.333。エンゼルスの菊池雄星投手から本塁打を放ったほか、15日に東京ドームで行われた巨人戦でも右越え2ランを放っている。カブスの開幕投手は今永昇太。日本人対決にファンの期待も高まっている。
(THE ANSWER編集部)
