ド軍ベシアが日本の高級マグロに感激「見るのは初めて」 取材で明かす、大谷らに「感謝しかない」
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

「ドームで聞いたANSWER」第15回
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。
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第15回はドジャースのアレックス・ベシア投手。17日の練習で報道陣の取材に応じ、東京ドームの雰囲気や、日本人投手3人主催で16日に催された夕食会について語った。(取材:THE ANSWER編集部・鉾久 真大)
◇ ◇ ◇
――メニューには何があったか。大きな魚が見えたが。
ベシア「大きなマグロだよ。体重は400~500ポンド(約180~227キロ)くらいかな。それで、ええと……名前を間違えるかもしれないけど、ナンバーワンの……魚を捌く職人?そんな感じの人がいて、彼がそのマグロを捌いたんだ。それが凄くて、動画も撮ったよ。
あんなに大きな魚を間近で見るのは初めてだった。本当に驚きだったし、楽しかった。もちろん食べるのも最高だった。すごく新鮮で、獲れてから2、3日しか経っていなくて、一度も冷凍されていないらしい。だから新鮮だったよ」
――焼き鳥も食べたか。
ベシア「食べたよ。本当に美味しかった。でも、僕は(寿司では)マグロ以外のものには手を出さなかった。フレディ(フリーマン)は色々試してた。キケ(ヘルナンデス)もね」
――一番“極端”な料理はなんだったか。
ベシア「多分ウニかな。それからカニもあったし、他にもいくつかあったね。とにかく貴重な体験で本当に楽しかったよ」
――去年はチーム文化がポストシーズンで重要だと話していた。こういう機会が文化を築く時間になるか。
ベシア「もちろん。多くのメンバーが戻ってきたし、新しく加わった選手たちにもチームの文化を見せるいい機会になったと思う。僕らがどれだけ結束しているかがよく分かる機会だったし、昨夜はその証明の一つだった」
――大谷翔平投手らと特別な経験ができたか。
ベシア「本当に特別だった。全てに圧倒されたよ。僕たちのためにここまでやってくれたことに感謝しかない。ショウヘイとも少し話したんだけど、彼もこのイベントを楽しみにしていた。だから、僕らにとっても大きな意味があったし、彼らも自然体でいられたことに感謝している」
――プレシーズンゲームの球場の雰囲気はどうだったか。
ベシア「僕は試合中はブルペンにいたから、少し違った感覚だったけど、韓国の試合と似た感じだった。でも、日本ではピッチング中もバックグラウンドで太鼓の音が聞こえるんだ。それがまた独特な雰囲気を作り出していて、ドームの中っていうのもあって、すごく特別な体験だった」
――ブルペンで準備していたのか。
ベシア「最初の試合で投げたときは、何も決められてなかったんだ。だから、いつでも登板できる態勢でいた。2回の時点で投げる準備をしなきゃいけなかったけど、僕はそういう雰囲気の方が好き。いつ投げるか決まっているよりも、瞬間的なアドレナリンと興奮の方が力になるからね。本当に最高の経験だったよ」
◇ ◇ ◇
リリーフ左腕のベシアは昨季、67試合に登板し13ホールド、5セーブをマーク。防御率1.76でチームを支えた。妻のケイラさんとともに来日。都内を観光する姿もファンの間で話題となっている。
(THE ANSWER編集部)
