「ちょっと驚いた。日本で聞くとは…」 カブス遊撃手スワンソン、特別な東京ドームで耳にした音
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。巨人&阪神とのプレシーズンゲームを終え、18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

「ドームで聞いたANSWER」第12回
米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。巨人&阪神とのプレシーズンゲームを終え、18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。
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第12回はカブスのダンズビー・スワンソン内野手。16日の巨人戦では遊撃守備で好プレーを連発。ダイビングキャッチも披露してファンを沸かせた。試合後会見で、東京ドームや日本ファンについての特別な思いを尋ねた。
◇ ◇ ◇
――遊撃で素晴らしいプレーを披露した。守ってみて、東京ドームはどんな球場だと感じたか。
「特別で歴史的な場所だと思っている。プレーできることが素晴らしいこと。別の国のチームと対戦できることもそうだし、ドジャースとプレーできることを嬉しく思う」
――日本について感じることを教えてほしい。
「ファンが非常に素晴らしい。応援もクリエイティブだし、リズムも取れていて非常に楽しい環境を作ってくれている。ファンが野球の試合を理解して楽しんで、リスペクトしてくれるのを感じられる。プレーを非常に楽しむことができた」
――ダイビングキャッチで魅せた。守備で一番大事にしていることは。
「とにかくアウトを取ること。ルーティンのプレー、ルーティンのアウトを取る。誰かが言っていたけれど、野球で勝つチームは最初に27個のアウトを積み上げるチーム。守備は非常に大事だと思うし、相手の攻撃機会を奪うという意味でも、ヒットになりそうな打球をアウトにする、アウトをしっかりアウトにすることが勝利につながる。私は勝つことに飢えているので、常に考えてやっている」
――ショウ、アームストロングといった若い選手が出てきていることについて。
「チームに若い力があるのは良いこと。アームストロングはポテンシャルが高く、リーグで特別なプレーヤーになる可能性を秘めている選手。ショウも多くのポテンシャルを持っている。彼ら2人はチームメートのことを大切に思っているし、勝つことに飢えているし、野球を正しくプレーするアプローチを持っているので喜ばしい。自分は昔、彼らのポジションにいたけれど、みんな今は私の方を年寄りというので『それはちょっと……』と思うけれど(笑)。彼らの力が必要になることは必ずあると思う」
――2023年ドラフト1位の有望株ショウがメジャーデビューを控える。助言はあるか。
「以前、誰かが私にアドバイスをくれた。それはいいアドバイスでもあり、悪いアドバイスでもあったが『あなたにとって何が必要なのかを見つけなさい』と。それは経験でしか辿り着かないこと。彼が聞くことがあればアドバイスはしたいが、彼が経験とともに身につけなければならない。ただ彼は正しい道を、正しい方向に真摯にとらえているので掴んでくれると思う」
――東京ドームで試合後、カブスの応援歌「Go Cubs Go」が流れた。
「ちょっと驚いた。この国で聞くと思っていなかった。美しい歌だし、美しい国で聞けたのは嬉しく思う。あと2回聞きたいと思う」
(THE ANSWER編集部)
