「ドームで聞いたANSWER」第11回

　米大リーグのドジャースとカブスが「MLB 東京シリーズ by Guggenheim」のため来日。巨人＆阪神とのプレシーズンゲームを終え、18、19日に開幕カードで対戦する。現地取材する「THE ANSWER」では来日した選手、米メディア関係者らに直撃取材。「ドームで聞いたANSWER」と題し、語ってもらった内容を伝える。

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　第11回はPCAことカブスのピート・クロウ＝アームストロング外野手。異国で敵チームのファンからも浴びた声援に感激。日本の野球レベルにも驚かされていた。（取材：THE ANSWER編集部・鉾久 真大）

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――観客からの声援について

PCA「あれは最高にクールな瞬間だったよ。昨日もちょっと聞こえたけどね。海を渡った先で、相手チームのファンが自分の名前をチャントしてくれるなんて。本当に素晴らしい気分だよ」

――日本でのプレーについて

PCA「人生で一度きりの機会のようなもので、ここで野球をすることができるのは本当に貴重な経験。地球の反対側からやってきて、こういう経験をするとは思ってもいなかったよ。とても感謝しているし、温かく迎え入れてもらったことに感激している。ここ2日間、ファンの皆と手を振ったり、交流したりするのが本当に楽しかった。PCAチャントも素晴らしかったし、試合全体のエネルギーが信じられないほどだったよ」

――日本のファンについて

PCA「日本のファンの皆さんには本当に感謝している。あの応援は信じられないほど素晴らしかった」

――対戦した阪神と巨人の選手について

PCA「阪神でライトを守っていた選手（佐藤輝明）は印象に残った。相手チーム全体がとても良いプレーをしていたね。特に投手陣は凄かったよ。今日登板した左腕（石川達也）も、とても印象的だったね。日本の投手たちの制球力、攻めの姿勢、どんなカウントでも自信を持って投げられる能力には驚かされたね。

　ワールド・ベースボール・クラシックを観るのと、実際に打席に立つのとでは全く違う。実際に対戦してみると、日本の投手たちのレベルの高さを実感することができたし、本当に良い経験になったよ」

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　刈り上げた金髪に青い星のマークが入った特徴的なヘアスタイルのPCA。恋人の姉妹がタトゥーアーティストなのだそうで、フリーハンドで染めてくれたのだという。