カブス―阪神戦

　MLB東京シリーズのプレシーズンゲームは15日、東京ドームで行われ、阪神がカブスに3-0で勝利した。先発した20歳の左腕・門別啓人投手が5回パーフェクトの快投。5投手で完封リレーを飾り、打っては近本光司外野手の先制タイムリー二塁打などで6安打で3得点した。カブスの鈴木誠也外野手は「2番・DH」で出場し、3打数1安打1四球だった。

【PR】日本中長距離の女王・田中希実がTeam Seikoの一員に！「セイコーの理念への共感」が加入を後押し

　鈴木にとっての凱旋試合。ヒットも1本飛び出し、格別な試合となった。打席に立つだけで大歓声が飛び、久しぶりの試合を満喫した。試合後の会見で「1、2打席目、良い感じでとらえられていたけど、ヒットにならず、3打席目がヒットになったのは、これが野球なのかなと。今日一日、打席の内容的にはよかった」と頷いた。

　ミックスゾーンでは、スタンドに古巣・広島のユニホームを着たファンの姿もいたことも聞かれた。鈴木は「ちょこちょこ……ですけど」と謙遜しながらも感謝の表情を浮かべ、その後で「カブスのユニホームも買ってほしいな」とちゃっかりアピール。笑いを誘った。16日には巨人とのプレシーズンゲーム第2戦に挑む。