「下手な現役選手より上手い」 プロ野球通訳&WBC代表の異色“二刀流”に熱視線「契約しましょう」
来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加国を決める予選が米アリゾナ州ツーソンで行われ、ブラジルが本大会進出を決めた。現在はプロ野球・阪神の通訳を務めるなど異色の経歴を持つブラジル代表選手には、日本人ファンからも「こんなに上手い人が」「選手契約しましょう」などと熱視線を送られている。

WBC予選でブラジル代表として活躍
来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加国を決める予選が米アリゾナ州ツーソンで行われ、ブラジルが本大会進出を決めた。現在はプロ野球・阪神の通訳を務めるなど異色の経歴を持つブラジル代表選手には、日本人ファンからも「こんなに上手い人が」「選手契約しましょう」などと熱視線を送られている。
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ブラジルが本大会出場を決めたドイツ戦で一塁側への絶妙なセーフティバントを披露したのは、伊藤ヴィットル内野手。本庄第一高、共栄大を経て、社会人野球の強豪・日本生命でプレーした日系ブラジル人3世だ。2023年に引退し、昨年4月からは阪神の通訳を務めている。大学時代から代表でプレーしていたが、第一線を退いた今予選でもメンバーに選出。通訳との異例の兼任となった。
伊藤は今予選4試合で打率3割8分5厘と安定した打撃を見せると、遊撃手としても巧みなグラブさばきで再三チームを盛り立て、予選突破に大きく貢献した。慌ただしく帰国した現在は、阪神の練習に通訳として参加している。
社会人の名門出身らしく、走攻守にレベルの高いプレーを見せた伊藤に日本のファンも熱視線。SNS上には、ファンからコメントが相次いだ。
「こんなに上手い人が通訳なんや、、、すご」
「阪神の現役ショートの誰よりも野球センスありゃしませんか?」
「守備も含めて、野球がめちゃ上手いな」
「8番ショートで出てもいいのでは?」
「本当に通訳の方ですか?」
「めちゃくちゃ現役並みの動きしてて、動画観て笑ってしまった」
「阪神に帰ってきたら選手契約しましょう」
「下手な現役選手よりドラッグバント上手い通訳の人って言われちゃうぞ」
来年の本大会でも“二刀流”の活躍が期待される。
(THE ANSWER編集部)