ロッテとのオープン戦で日本球界デビュー

　ついにベールを脱いだ台湾の逸材が注目を集めている。台湾の統一ライオンズからプロ野球・日本ハムに加入した古林睿煬（グーリン・ルェヤン）投手が11日、ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテとのオープン戦で日本デビュー。打者3人をパーフェクトに封じる快投にファンからは「笑っちゃうくらい綺麗な真っ直ぐ」「MVPを獲得するだけある」など絶賛の声があがっている。

　噂に違わぬ“火の玉ストレート”で圧倒した。6回から登板した古林睿煬は、わずか11球で打者3人を打ち取る圧巻の投球内容。先頭の中村奨吾を内角の直球でバットをへし折って投直に打ち取るなど、この日最速153キロを記録した直球の威力を、日本のファンに存分に見せつけた。

　最速157キロを誇り「火球男」の異名をとる24歳右腕は、昨季台湾プロ野球で21試合に登板し、10勝2敗。125回を投げて防御率1.66、150奪三振と圧巻の数字を残し、年間MVP、最優秀防御率、ベストナインなどタイトルを総なめにした。

　一昨年のアジアプロ野球チャンピオンシップでも、日本代表「侍ジャパン」を5回までパーフェクトに封じるなど日本でも知られている右腕のNPBデビューを、「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが、動画で公開するとコメントが殺到した。

「球筋綺麗すぎやろ」
「これはいい球すぎるな」
「これは相当エグそうだな！」
「ゲームみたいに分かりやすくノビのあるストレート」
「笑っちゃうくらい綺麗な真っ直ぐ」
「直角に振り下ろすフォーム好き　頼りがいあるね」
「球速以上に体感出てそうな球だ」
「ズドンと来る重そうな速球、やっぱり魅力的」
「一球見てわかった、これはMVPを獲得するだけあるわ、、」
「いいピッチャーだなあ　いい意味で力感ないのに150キロ簡単に超えてきてる」

　ファンからは、打者を圧倒するストレートを絶賛する声が相次いでいた。