ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本vsオランダ

　野球日本代表「侍ジャパン」は5、6日と京セラドーム大阪でオランダとの強化試合に臨み、連勝した。6日の試合では、オランダの3番手フアンカルロス・スルバラン投手が2回1安打無失点と好投。独特のユニホームの着こなしでも話題となったが、本人が試合前にこだわりを語っていた。

　3回から登板したスルバラン。2死一、二塁のピンチを背負うが万波を三ゴロに抑えて得点を許さず。続く4回も走者を出しながら無失点でしのいだ。

　野球ファンの注目を集めたのは、ユニホームの着こなしだった。白いソックスの上から履いたオーバーストッキングは最近のプロ野球ではあまり見かけない、土踏まずの部分のみを覆うタイプ。パンツも膝上まで捲し上げ、かなりストッキングを見せる“オールドスタイル”だった。

　X上では「着こなし独特すぎるやろ」「むっちゃ懐かしいタイプのソックス履いてるな」「もはや半ズボンですね」などとどこか懐かしさを感じるファンの声も上がっていた。

　スルバランはこの日、日本で購入したアシックスのグラブで登板。好きな投手はダルビッシュ有で、日本の投手の投げ方を参考にしている。試合前に話を聞くと「日本のグラブは美しい芸術品だ」と語った。

　さらに「僕はアートが好きなんだ。自分のことを表現できる。ソックスもちょっと違うんだよ」とユニホームの着こなしについても語り「投手としてどんな球を投げるかはもちろん、そういう自分のスタイルも見てくれると嬉しいね」としていた。