サイ・ヤング賞1回、ザック・グリンキー投手

　米大リーグ・オリオールズの菅野智之投手は3日（日本時間4日）のレッドソックスとのオープン戦で2回を無失点に抑えるなど順調な調整を続けている。米識者は、菅野とレジェンド右腕の比較動画を公開。日本人ファンからは「既視感の理由が分かった」「並べられると凄く似てるな」といった声があがっている。

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　テイクバックの小さいフォームで、小気味よく直球を次々と投げ込む。リリースの際の腕の位置やフィニッシュの足の形もかなり近いものを感じる。菅野の投球映像に重ねられているのは、ロイヤルズなどでプレーしたザック・グリンキー投手。メジャー通算225勝をあげ、サイ・ヤング賞を1回、最優秀防御率を2回受賞している右腕だ。

「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる米投球分析家ロブ・フリードマン氏は自身のXに、2人の投球フォームを重ね合わせた動画を公開。共通点を見出したようで、「ザック・グリンキー vs トモユキ・スガノ メカニズム」と記している。

　アメリカの41歳レジェンドと、NPBで136勝を積み上げた35歳の比較には、日本人ファンも多数反応した。

「グリンキーと比較されるのはスゴすぎる！！」
「確かに似てるわ、考えたこともなかった」
「わずかに感じていた既視感の理由が分かった」
「言われてもそこまで似てると思わなかったけどこうして隣に並べられると凄く似てるなと」
「めっちゃ誰かに似てるって思ってたけどグリンキーやわ」
「なるほど。この比較は思いつかなかったな。確かに似ている」
「めっちゃ似ててわろた」
「すごいのと比較されたな　さすが」

　コメント欄には、フリードマン氏の慧眼を褒めたたえる声や、菅野にグリンキー並みの活躍を期待する声が溢れていた。